ギャンブルが原因でも債務整理することはできますか?

ギャンブルが原因でも債務整理することはできますか?
ギャンブルとは日本国内で認められている賭博の事を指し、公営という名の下に胴元は国になります。
競馬・競艇・競輪・ボートレース・toto(サッカーくじ)がイメージされやすいものですが宝くじも一つに数えられ、パチンコもギャンブルであるというイメージが一般的です。
日本の法律上では遊技機としての扱いであり、つまりはゲームセンターのゲーム機と同じ扱いをされています。

どれも当たればお金が入るということが共通項目であり、趣味として興じる事ができる賭け金ならまだしも、金額制限が無いですから身を滅ぼしかねない金額を賭けてしまう方も中にはいらっしゃいますが、私利私欲が招いた困窮を債務整理によって一変する事は可能なのか、当記事でまとめました。

ギャンブルが原因でも債務整理(任意整理・個人再生・自己破産・特定調停)する事はできるの?

債務整理ナビ.linkは、資金需要者の方や今経済的に困窮している方、はじめて債務整理を比較検討されている方のようにお金の悩みを抱える方に有益となる情報を発信する事に努めています。

サイトを公開以降、債務者の方と思われる相談をお問い合わせいただく事があります。

当サイトは法律事務所では無いので、直接悩みの解決のために司法書士や弁護士等で行われる手続きを行う事は非弁行為(非弁護士活動)に当たる、つまり違法行為となりますので直接債務者の方の相談を受けたり、その方の為に手続きを行うような事は一切ありませんが、先日下記の内容のお問い合わせをいただきました。(掲載については許可をいただいています)
A さん
私は多重債務者であり、現在複数の貸金業者にお世話になっていまして、合計200万くらい借金があります。

殆どは生活費やショッピング、ギャンブル(パチンコ)に使いましたが、まったく収入が無いわけでは無く、現在の収入は月々20万円ほどで、今では月々の支払いに12万~13万くらい当てているのでかなり生活を切り詰めているのですが、毎月支払えない業者もあり、電話がかかってくるたびに悩んでいます。

4年ほど払い続けていますが、金利手数料もあって元金が一向に減る気配が無く、このままではダメだと思い債務整理をしようかと思っているのですが、これを機にクレジットカードカードを辞めるなど自分の中ではある程度覚悟を持っており、徐々に現金での生活に変えていきたいのですが、債務を抱えるキッカケにギャンブルがある場合でも債務整理の手続きは可能でしょうか?

また、弁護士・司法書士はこうした理由でも債務整理を引き受けてくれるのでしょうか?よろしくお願いします。

DEBT博士
債務整理にはそれぞれ種類があり、主に4種類、任意整理、個人再生、自己破産、特定調停がありますが、そのいずれにしてもギャンブルや遊興費のために借金を重ねた場合であっても、債務整理をすることができないと勘違いしている人がいますが、実際はそんなことはありません。

債務整理とは複数ある借金問題解決手段の総称であり、それぞれの手続きとギャンブルで作った債務の関係について、下記にまとめました。

A さん

ギャンブルで作った借金・債務でも任意整理は可能ですか?

DEBT博士
任意整理とは、認定司法書士や弁護士に依頼し、現状の返済条件に対して債務者が返済しやすいように有利な条件で和解を取りつける手続きであった事を思い出してください。出費の項目は別として相手方(債権者)が応じるか応じないかがポイントですから、ギャンブルが原因でも任意整理の手続きは可能です。
A さん

ギャンブルで作った借金・債務でも民事再生(個人再生)は可能ですか?

DEBT博士
民事再生とは、任意整理でも返済が難しい場合に裁判所を介して債務の減額や支払い条件の緩和を取りつけるものである事を思い出しましょう。裁判所が絡むということは法律が関係してくるということでありますが、ギャンブルによって民事再生(個人再生)で免責の対象であるか否かについては規定されていませんので、任意整理の場合と同じくギャンブルが原因でも民事再生(個人再生)の手続きする事が可能です。
A さん

ギャンブルで作った借金・債務でも自己破産は可能ですか?

DEBT博士
自己破産とは、漢字の意味から察する事ができるように、債務の返済をしなくてよいと裁判所を通して認めてもらう手続きです。しかし、絶対に自己破産が認められないということではなく、ギャンブルが原因でも自己破産が認められる場合もありますが、その債務額に左右されたり事由によってケースバイケースという考え方です。
A さん

ギャンブルで作った借金・債務でも特定調停は可能ですか?

DEBT博士
特定調停とは、裁判所を介し、かつ債権者の同意を得る必要がある手続きです。自己破産のように免責不許可の原則やルールは存在しませんのでギャンブルが原因でも特定調停の手続きは可能です。

債務のすべてが免責対象ではありません

債務整理の手続きの中でも取る手段によって結果は異なりますし、債務の名目によっては免責の対象とはならないものがあるものの、ギャンブルという自分勝手な理由で作った借金であっても救済の余地がある事を知ってもらう事ができたと思います。

しかし、その借金のキッカケは借りた自分にも非が有り、責任が伴う訳です。

当然同じ事を繰り返さ無いように反省する事が求められるでしょうし、自己破産の様に債務が無くなるという手続きに関しては、ギャンブルの様に私欲による借金に対しては、何でもお許しが貰えるということでは無いと理解しましょう。

記事前半部でご紹介したお問い合わせの内容につきましては、かれこれ何年間の返済を続けているのですから、利息を多く支払っている可能性が考えられます。

DEBT博士
固定収入がある事により「債務整理後もキチンと返済が続けられる」という予見がしやすい事から、任意整理や個人再生の手続きによって大幅な減額が見込まれます。

どんな手続きにしても債権者や裁判所、手続きを引き受ける司法書士や弁護士等に事の経緯について説明する責任がありますし、ギャンブルが原因という身勝手な身の振る舞いについては反省している意思を示す必要があります。

何回でも短期間に「ギャンブルのせいだから」と言い債務整理を頻繁にできる事もありませんので、制度に甘える事無く自立した生活の再建を目指しましょう!
記事
ギャンブルが原因でも債務整理(任意整理・個人再生・自己破産)
タイトル
ギャンブルが原因でも債務整理(任意整理・個人再生・自己破産)
説明
ギャンブラーの皆さんに対する救済措置、債務整理があります。
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